技術情報
Product Infomation

部品から製品まで企画・製作・量産化できるカルカヤはトータルメーカーとしての経験を活かし、多種多様なバリエーションで、幅広い分野に板金部品や箱物板金製品を供給しています。
その商品群は、農機具から始まり半世紀以上の間、時代を象徴する「モノ」として現在も広く愛用されています。

板金加工

薄鋼板を加工して箱物板金製品の製作及び量産は得意です。機器や機械の部材や外装など薄板板金部品の製作をご要望の方も迷わずご一報を!大小を問わず、0.5~1.6mm、特に0.6~0.8mm薄板のパネル加工を得意とし、スチール家具製造で培った技術と経験により厚い信頼と多くの実積がございます。また、板金加工のみならずスポット溶接機による補強や小部品の溶接をはじめ、半自動溶接、アルゴン溶接機による精密な仕上げ加工なども行っています。

塗  装

メラミン・アクリル焼付塗装がコンベアースピード1.5mから3.4m/分速で仕上がります。設備も前処理・水切乾燥炉・前補正ブース・ロボット・静電塗装機・後補正ブース・焼付乾燥炉・補修の順で製品が仕上っていきます。静電焼付塗装装置と燐酸皮膜前処理装置を備え防錆力のある塗装が出来ます。トローリーコンベアを備えていますので、大型でも大量の製品でも短期間に塗装が行えます。主にメラミン、アクリルなど薄膜美塗装が得意ですが、特殊塗装もご相談ください。

生産設備

弊社は抜き曲げ・溶接・塗装まで社内一貫生産、コストパフォーマンスに優れ高品質で信頼性の高い商品を短納期での供給が可能です。

【抜き曲げ】 幅1100mmのロータリーシャーラインを備え、NCタレパン、HDSブレーキプレス、自動ベンディング装置による高品質な製品を製作できます。
【溶接】 32点マルチスポット機をはじめ、大型の箱組みが行えるスポット専用溶接機など、数多く揃えています。
【塗装】 塗装ラインは全長280mのトローリーコンベア式で大型の箱物でも100台/時間の塗装能力があり燐酸皮膜前処理、高級焼付塗装が行えます。

主要設備名称 型式・銘柄 台数 公称能力(容量・精度)
NCタレットパンチプレス AMADA PEGA357 2 加圧力30t 4×8
シャーリング AMADA M2045 1 5.5Kw L2000mm,T4.5
自動ベンダーライン   2 1号機 1,800枚/日、棚板ライン 900枚/日
パネルベンダー ASTORO TB2025NT 1 最大2,000×1,000 SPCC t0.5-2.5
NCベンディングマシン AMADA HDS8025 1 80t 2600mm
NCブレーキプレス AMADA RG80×2 RG50×2 4 80t 2400mm×1台、80t 2000mm×1台、50t 2000mm×2台
プレスブレーキ kansai,Aizawa 9 75t×6台、35t×3台
プレス AMADA TORC-PAC 1 60t
足踏みスポット機   13 7kVA
エアースポット機   8 SPCC板厚合計3.3mmまで
マルチスポット機   3 1号32点マルチ、2号16点マルチ、棚板6点マルチ
アルゴン(TIG)溶接機 ダイヘン インバーターエレコム 3 300P×1台、200P×2台
Co2半自動溶接機   8 インバーター式×5台、ノーマル×3台
プラズマ切断機 ダイヘン A-70 1  
塗装ライン   1 トローリーコンベア式
ロータリーシャーライン   1 1,100×2,500×t1.0
フォークリフト   7 LPG車 1.0t×1台、1.5t×3台、2.5t×2台、リーチ車 1.5t×1台
ホイスト   3 4.8t×1台、2.8t×1台、1.0t×1台

  • AMADA PEGA357

  • AMADA M2045

  • AMADA RG80

  • AMADA ASTORO TB2025NT

  • AMADA HDS8025NT

  • AMADA RG50

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作業工程

一般的な製品についての生産の工程ですが、製品により異なる手順になる場合もございます。

   
図面あるいはスケッチ等の資料やお客様のご意見をもとに製品全様を具体化していきます。   充分な打ち合わせのもと、ご要望を設計・図面に落として具現化していきます。   高品質な素材を円滑に調達しております。
   
鋼帯(コイル)や定尺板などからお客様の製品に必要なサイズに切断するせん断加工の工程です。   タレットパンチプレスの高度な穴加工及び外形の打ち抜き加工で部品の形取りをします   プレスブレーキなどのベンディングマシンにより、必要な部分を適切な角度に折り曲げられます。 (左:自動曲げ/右:手曲げ)
 
曲げ加工により成形した金属板同士を接合し、組み立て成形する工程になります。   複数の部材から構成される製品を組立てる工程です。商品としての形を成していきます。 (左:組立ライン/中:組立ライン/右:自動棚板加工ライン)
 
組み上がった部品をトローリーコンベアにのせて必要部位の塗装を行っていきます。   塗装を終えた製品に装備品を取り付けていきます。
 
必要な検査・点検(仕上がり寸法チェック、生産個数など)を完了して製品となります。   完成品は整然と効率よく並べられタイムリーな出荷が可能です。
 
出荷の際、必要な梱包が丁寧に行われます。   お客様の物流拠点や指定納品先に出荷されていきます。

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製作事例

お客様のご要望に沿った製品を今まで数多く製作してまいりました。その多くは今でもお客様の下、ご愛用されています。カルカヤの製品は特注品はもちろん・スタンダードモデルを問わず全て高品質の日本製。カルカヤは今までも、そしてこれからもJAPAN MADEにこだわります。

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