#情報 2026/03/28 リチウムイオンバッテリー、安全な保管のポイント
2026年03月28日 17:14
はじめに
リチウムイオンバッテリー(リチウムイオン電池)は、スマートフォンやノートパソコン、ドローンなど身近な機器で広く使われるようになりました。しかし、その便利さとは裏腹に、火災リスクがあることをご存知でしょうか?
セーフティーバッグのような不燃性の素材を使った簡易的な物やいわゆるスチールロッカーのようなものは発火対策としては不十分であり、また一般的な耐火金庫に入れることも十分な安全対策としての検証が不十分です。
リチウムイオン火災の特徴
リチウムイオンバッテリーが発火すると、化学反応により自己酸素供給が起こり、いったん燃え始めると火が自ら広がります。熱暴走と呼ばれるこの現象は、短時間で高温に達し、有毒ガスを発生させることもあります。また、発火後に再燃することがあり、消火が非常に困難です。
一般的な耐火金庫では足りない可能性
耐火金庫は主に外部からの火災に耐える設計であり、一見内部保管にも適しているようにみえます。しかし、密閉された構造の中でバッテリーが発火すると、圧力が急上昇し、金庫の扉が破損する危険性があります。また、内部の熱が外側に伝わり、周囲の物への延焼リスクも高まります。その為、安全性を考慮する場合、急激な圧力の上昇に耐えうる構造か、もしくは発生したガスを逃がして、圧力の急激な上昇を防ぐ構造のいずれかが必要になります。
リチウムイオンバッテリーの発火を完全に抑え込む構造と日常の出し入れはトレードオフ
万一のリチウムイオンバッテリーの発火を保管庫内で完全に封じ込めるために高度な堅牢性が求められます。しかし、こうした設計は、モバイルバッテリーやドローンで使用するようなバッテリーの、日常の出し入れや頻繁な利用を想定した設計とは必ずしも両立しません。
そのため、リスク低減という観点から普段使いを想定した、多少手軽で扱いやすい設計の保管方法と、万一の発火時の熱や内圧の上昇をある程度封じ込める堅牢性とのバランスを考慮する必要があります。
安全に保管するために必要な構造
リチウムイオンバッテリーを安全に保管するためには、以下のポイントが重要です。
不燃材での遮熱:発火しても熱が外部に伝わりにくい構造
排気設計:発生するガスを安全に逃がす通気経路
延焼防止:万一の発火時に周囲に燃え移らない設計
こうした設計を備えた保管庫であれば、内部からの火災においてリスクを低減する事ができます。
リチウムイオンバッテリーは「耐火」ではなく、「発火を封じ込める設計」が重要です。
※詳細は、リチウムイオンバッテリー専用保管庫「エナバコ」をご覧ください。
ENEBACO(エナバコ)|リチウムイオンバッテリー保管庫|【火災対策・通知機能付き】保管リスクの低減
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