#情報 2026/09/18 相次ぐ客室でのモバイルバッテリーの発火
2026年09月18日 10:47
難しい宿泊客へのサービスと安全の両立
2026年9月16日夜、福岡市内のホテルで、充電中のモバイルバッテリーから発火したとみられる火災がありました。
近年、モバイルバッテリーの発火を原因とした火災のニュースが相次いでいます。
報道されているものだけではなく、消防への通報に至らなかったケースや、いわゆるヒヤリハットまで含めると、実際にはさまざまな場面で発火への懸念が生じているのではないでしょうか。

報道によると、今回の火災では客室の枕の上にあったモバイルバッテリーから発火したとみられ、消防車15台が出動する事態となりました。
宿泊客はモバイルバッテリーを充電したまま外出していたとされており、この事故でけが人がなかったことは幸いでした。
モバイルバッテリーは、いまや宿泊客にとっても身近な持ち物です。
スマートフォンなどを充電するため、旅行や出張の際に持ち歩く人も少なくありません。
宿泊者にとっては、翌日の観光や出張に備えて、ホテル滞在中に充電しておきたいという事情があります。
そのため、ホテル側としても一律に「客室への持ち込みを禁止する」という判断は難しいところです。
実際、ホテル各社では、外出時には充電を中止する、ベッドやシーツなどの上で充電しない、充電中は状態を確認できる場所で使用する、といった注意喚起が行われています。
しかし、注意喚起をしたとしても、宿泊客が客室でどのように使用するかをホテル側が常に確認できるわけではありません。
特に難しいのが、宿泊客が外出している時間や就寝している時間です。
「充電したい」という宿泊客の利便性と、「万一の発火に備えたい」という施設側の安全対策。
この2つをどのように両立するかは、これからホテルが考えていく課題の一つになるのではないでしょうか。
今後は、注意喚起だけでなく、客室内でモバイルバッテリーを保管するための設備を用意するなど、リチウムイオンバッテリーを持ち込まれることを前提とした対策も選択肢が必要になってくるものと弊社は考えています。
モバイルバッテリーを「持ち込ませない」のではなく、「持ち込まれるものとして、どう安全に扱うか」、
そして「発火するものとして」万が一に備える。
エナバコHは、ホテルなど宿泊施設での利用を想定し、客室に持ち込まれるモバイルバッテリーを収納し、万一の発火時に周囲への延焼リスクを低減するための保管庫です。
宿泊客の利便性を損なうことなく、施設側の新たな安全対策のひとつとして、エナバコHをご提案しています。
▼ホテル・レストラン・ショーで見えてきた課題についてはこちら
https://karukaya.fukuoka.jp/articles/25346
▼エナバコHサイト